役員運転手派遣とハイヤーの違い

企業の中には役員に就任すると「お抱え運転手」が付き、それが基本的な移動手段になることがあります。ここではそんな「役員運転手派遣」と、よく混同されがちな「ハイヤー」について違いを解説・紹介していきます。

役員運転手派遣とハイヤーの違い

使用車両

役員運転手派遣とハイヤーにおける違いの一つに、「どの車両を使用するのか」という点が挙げられます。これはクラウンやプリウスなどといった車種の話ではなく、使用する車の所有権がどこにあるかを意味しています。ハイヤーを発注する場合、ハイヤーの運転手はハイヤー会社が所有している車両を運転して顧客の送迎を行います。一方、役員運転手派遣はあくまでも「役員運転手」の派遣なので、運転手のみを派遣するビジネスモデルとなっています。したがって、発注する顧客側の企業が派遣された運転手の運転する車を準備する必要があります。所有権がどちらにあるかで、車両代金や維持費・保険などさまざまな費用負担がどちらに帰属するかも変わってきます。

必要な免許や車両ナンバー

ハイヤー運転手はタクシーと同様、第一種免許だけではなることができません。普通自動車二種免許を取得する必要があり、この二種免許を取るためには第一種免許を取得してから3年以上経過していなければいけないので、一定程度の運転経験を持っていることになります。一方、役員運転手として派遣されるにあたっては第二種免許を有している必要はありません。もちろん二種免許を有している方が運転経験や技術の面から強みになると考えられますが、絶対条件ではありません。しかし、派遣運転手として働いている方の多くは第二種免許を取得しているという事実もあります。また、ハイヤーは緑ナンバー(営業ナンバー)の車両を使いますが、役員運転手派遣で使用する車は白ナンバーです。

業務形態

ハイヤーの場合にはハイヤー会社の車両で顧客を送迎するので、運転手はハイヤー会社の営業所などへ出勤し、そこから出庫して業務を始めます。業務終了後には車両と共に帰庫し、その後退勤するという流れになるのが一般的でしょう。一方、役員運転手派遣の場合、運転手が現場へ直行直帰するというパターンが多いようです。自宅から直接クライアント企業の社用車が保管されている場所に向かい、業務が終わると帰庫して帰宅するという流れになります。所属する派遣会社の営業所に戻らないという形が多く、自宅と就業場所を行き来するというのは通常の派遣従業員の出勤スタイルと同じです。

役員運転手とは

ここでいう役員運転手はタクシー会社や人材派遣会社などから派遣される優秀なプロドライバーのことを指しており、クライアント企業が準備・所有する車両の運転や管理を行うことが業務内容となっています。派遣元の対応によってはクライアント側のスケジュールに合わせて専門スタッフが運行管理も行ってくれるケースがあり、車両手配などの手間もかけずに運用することができます。基本的に利用スタイルとしては自由になるので、短期的なスポット利用や長期にわたっての利用など、クライアント企業の事情に合わせて調整することが可能です。専属で運転手を雇用すると給与面や勤怠管理、教育などの管理コストがかからない事から利用しやすくなっています。

ハイヤーとは

ハイヤーとは「営業所・車庫などを拠点に利用客の要請に応じて配車に応じる自動車」のことをいいます。一般的にはタクシー会社が所有する車を用いて、通常のタクシーよりも質の高いサービスを提供する個別の輸送サービスとなっており、VIP対応として利用されるケースが多いです。ハイヤーの利用は完全予約制となっており、中にはハイヤーでなければ入れない施設などもあることから、格式高さが求められる場面で重宝されるサービスです。ハイヤーのドライバーはタクシー会社の中でも特に多くの経験や高い運転技術が求められるので、質の高いドライバーだけがなることができます。また、会社によっては運転手や車両を固定して利用できることもあります。

役員運転手派遣のメリット

ハイヤーと役員運転手派遣には、それぞれにメリット・デメリットがあり、場面やクライアント側のニーズ如何でどちらのサービスを利用すべきかは変わってきます。自らで運転する場合や公共の交通機関を利用する場合、移動中の時間をなかなか有効活用することはできません。役員運転手派遣やハイヤーを利用することができれば、移動中に作業をしたりオンラインミーティングをしたりと、より効率的な動きもできるようになるでしょう。それぞれのメリットをしっかりと理解したうえで、どちらのサービスを利用すべきかを検討していきましょう。

運行管理まで任せられる

役員運転手派遣を利用する場合、車両の手配やスケジュール把握・管理などといったニーズも併せて発生します。派遣運転手を発注する場合にはこれらの運行管理に係る業務までを依頼することができることがあるので、より利便性が高まります。スケジュールを見ながらどう運行するのかを考えるのは非常に手間のかかる作業であり、スケジュールが入り組んでいる程調整が大変になりますが、これらを一手に引き受けてくれるサービスは非常に重宝するでしょう。また、派遣運転手として働いている方の中にはハイヤ―経験を積んでいる人も多く採用されているため、より高い質のサービス提供が受けられる可能性もあります。

トータルコストが低く抑えられる

役員運転手派遣を依頼する場合、先方に車両を準備してもらう必要がないため、運転手の派遣費用のみの支払で発注することができます。すでにクライアント側で保有している車両を使用することができるため、運転手と車両を合わせたトータルコストで比較すると、より経済的な運用が可能です。ただし、利用頻度が高くないことが想定される場合や、わざわざ車両を購入しなければいけないようなケースでは派遣サービスを利用するとコストアップに繋がる可能性もあります。既に所有している車両を用いる場合や高稼働が想定されるケースでは、派遣サービスの方が使い勝手がいいでしょう。

車両管理・運行ルートも任せられる

役員運転手派遣においては、運転業務だけでなく車両の管理や運行ルートの見直し提案なども受けられます。より合理的な移動手段やニーズに合わせた運行ルートを提案してもらうことができ、車両が常に安全かつ快適となるようメンテナンスも含めた対応が期待できます。派遣会社は車両の運行に関してプロフェッショナルであることから、交通量の多い都会などにおいても多くの交通知識を有しているでしょう。移動そのものの効率化や移動中における車両内の快適化など、さまざまな効果が期待できると考えられます。また、外国語対応が可能なドライバーがいる場合もあり、外資系企業や外国企業との関わりが深いクライアント企業にとってはより高い満足感が得られるサービスになるでしょう。

要望に合った人材を用意してもらえる

役員運転手派遣サービスを利用するクライアント企業の中には、特定の運転手派遣を希望する企業もあります。誰の運転手に付けるのかでニーズは変わってきますが、例えば同性の運転手や年齢が若い運転手、外国語が話せる運転手など、特定のスキルやステータスを持つドライバーを希望することが可能なことがあります。派遣会社はミーティングやヒアリングを介して適切な人材の確保・調達を行うので、よりクライアント企業における方針や希望を反映した運転手を利用することが可能です。自社でそのようなスタッフを準備するとなると、人材採用や教育など越えなければならないハードルが多くなるので、発注してすぐ利用開始できる運転手派遣サービスは重宝されるでしょう。

自社に合った役員運転手派遣サービスを選ぶには

役員運転手派遣の利用・乗り換えを検討しているのであれば、まずは自社での用途を洗い出しましょう。その上で重視したいポイントを明確にし、自社に合ったサービスを選ぶ事が大切です。下記のページでは、おすすめの役員運転手派遣サービス3社を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

大阪の運転手派遣サービス
おすすめ3選をチェック

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役員運転手
派遣サービス3選

大阪で労務管理に対応した役員運転手派遣のサービスを提供する大阪の派遣会社を調査。運行実績のあるドライバーを採用し、事故の補償対応した企業の中から特徴別に3社厳選して紹介しています。

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東京・日本交通
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引用元:東京・日本交通公式HP(https://tokyo-nihonkotsu.net/)
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大阪相互タクシー
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引用元:国際ハイヤー公式HP(https://www.kokusai-hire.tokyo/osaka/)
  • 多言語対応で各国のVIP送迎実績あり
  • VIPやゲストの送迎にプレミアムな車両を利用できるLimo
おすすめの用途
海外出張・海外送迎

選定条件:
※2023年4月1日時点のGoogleで「役員運転手派遣 大阪」と検索して出てきた大阪府に事業所を持つ契約形態が請負あるいは派遣の役員運転手派遣会社20社から労務管理に対応、運行実績があるドライバーを派遣すると記載があり、事故の補償対応を行うと記載がある企業をピックアップ。以下の特徴別で選定。
東京・日本交通:日経MJ(2022年10月19日発行)で13年連続(2010年~2022年)売上No1を受賞しているタクシー・ハイヤー会社
大阪相互タクシー:1日または3時間から時間単位の利用が可能なタクシー・ハイヤー会社
国際ハイヤー:外国語対応しV.I.Pの送迎実績のあるドライバーが運行すると明記しているタクシー・ハイヤー会社